AIアイコンができるまで
人工知能とクリエイティブの融合：AIで効率的にアイコンを制作、デザイナーの手で仕上げる
AI LOGO
AIアイコンの制作工程について
AIを使用したアイコン画像を制作する際には、生成時間はとても早いですが、完成までには何度も繰り返し指示を出す必要があります。実はこれにかなり時間を要します。そして、生まれた画像をもとに、デザイナーがデザインを調整して、最終的なアイコンイラストを作成します。つまり、「AIアイコン」は画像生成AIとデザイナーの協力によって生まれた作品です。
AIとデザイナーが協力して作り上げるアイコン
1.アイコン制作の検討
アイコンのデザインを考える
まず、アイコンの制作にあたっては、どのようなアイコンを作りたいかを検討します。この段階で、アイコンのイメージやAIに指示を出すキーワードを考えます。その他にも下絵となるようなラフを考えます。
そしてAIに指示を出すプロンプトを作成します。
2.AIによるアイコン生成
何度も指示を繰り返す
次に、作成したプロンプトや下絵をAIに送り、アイコンを自動生成してもらいます。AIが作成したアイコンデザインは、その時点ではまだイメージに完全に合致していないかもしれません。このため、デザインの調整を繰り返し、複数のバリエーションを作成します。気にいる画像が出来上がるまで生成し直しを繰り返すため実はここが一番時間がかかります。自ら作成したほうが早いという場合も多いです。ただ、AIを使用することで思いもよらぬ形が生まれることもありますし、精密画の場合はAIが非常に優れています。
3.デザインの選定
多数のアイコンデザインから見極める
AIが生成したアイコン画像のデザインの中から、使用できそうなものを選定します。この際には、ロゴデザイナーの目利きが必要になります。アイコンの使い方や表現する内容に合わせて、最適なデザインを選ぶため、ロゴデザイナーの経験やセンスがとても重要になります。
4. アイコン画像の加工
色の調整や修正を加える
画像の選定が終わったら、選ばれた画像を加工して、クオリティを高めます。画像の一部に変な色や形が含まれている場合なども多々あります。それらを削除したり修正した後、アイコンに使用できるように再加工しなおします。
5.デザイナーが手を加える
デザイナーによる装飾などの手作業
アイコンが完成したら、デザインによってはフレームや飾り、ダミーのフォントなどを組み入れて制作します。フレームや飾り部分の制作では、AIに頼らずにロゴデザイナーがデザインを考えて組み合わせます。アイコンとフレーム、文字のバランスや見た目の統一性を考慮して、最適なデザインをデザイナーが考えて制作します。
6.アイコンを組み上げる
アイコンにフレームを組合わせる
最優的にロゴデザイナーは、フレームや飾り部分、入れ込む書体のデザインを考えてアイコンを組み立てます。アイコンのデザイン性と機能性の両面から制作します。色や形状も調和を考えて制作し、独自のクリエイティブ性や品質を加えます。アイコンの完成度を高めた上で販売しています。
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