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ロゴデザイン依頼時にデザイナーに必ず伝える事

    ロゴデザイナーに何を伝えるのか

    ロゴのデザインを発注する時に、必ず伝えるべきことを紹介しています。ロゴ制作に失敗したくないなら、クライアント側からロゴデザイナーにしっかりと伝えることが幾つかあります。
    ロゴの依頼先を選定できたら、次はいよいよロゴデザインの発注です。依頼先の選定で、しっかりとデザイン面でも期待できるロゴデザインの依頼先を見つけたとしても、クライアント側の発注の内容(情報)が乏しければ、的を得ないロゴマークやエンブレム、ロゴタイプのデザインを提案されてしまうということも十分起こり得ます。どのようなロゴが出来上がるかは、やはり発注者側でしっかりとした内容を出来る限り伝えなければいけません。

    ロゴ制作するデザイナーに、しっかりとした依頼内容を伝えることが実は重要

    ロゴデザイナーはクライアントから提供された様々な情報を元にそこからイメージをふくらませてロゴのデザインに落とし込んでいきます。クライアントが伝える内容が薄ければ、いくら提案されたロゴのデザインが素敵だとしても、どこか違う印象のロゴが出来上がってしまいます。別に、完成した時のロゴのイメージを伝える必要は全くありません。それはプロのロゴデザイナーに任せればいいのですから・・・。

    ロゴデザインの発注

    失敗しないロゴ制作!発注時にロゴ制作者(ロゴデザイナー)に伝えておくべき重要なポイント。

    1.作成するロゴの業種はできるだけ詳しく伝えましょう。

    作成するロゴの業種、○○業などとだけ伝えていませんか? まず、大事な要素として言えるのが作成するロゴの業種です。作成するロゴはどのような業種で使用するロゴなのかということを、できるだけ的確にロゴ制作者に伝えてください。とくに世間一般では、あまり認知されていないような業種の場合は、わかりやすく伝えましょう。

    また、ただ業種を伝えるだけではなく、自社では何が得意か、何を売りにしているかなど、他社との違いや特徴などを伝えていただくとロゴデザイナーは、よりイメージに近いロゴデザインを作成することができるのです。

    2.ロゴを使用する会社やお店の名称の由来もロゴデザイナーにとってはロゴ作成の大きなヒントに!

    このロゴにはこういう意味が隠されているのか・・。実はロゴには会社やお店の名称の由来をヒントに作られたロゴデザインもかなり有ります。ネットで調べてみるとかなりのロゴの由来、社名の由来などが載っています。

    ロゴは会社のマークやお店のマーク、商品のマークとして作成されます。そのためロゴに社名や店名、商品名を組み合わせて使用することが多いですが、時にはロゴマークのみ使用するということもあるとは思います。ロゴに使用する予定の名称、なぜその名称になったのかという「名称の由来」はロゴのデザインを作成する上でロゴデザイナーにとっては大きな制作のヒントになります。また、名称の由来をロゴマークデザインに反映させることでロゴと名称の一体感が生まれ、より説得力のあるロゴデザインとなります。

    3.ロゴを使用するツール、これをロゴ制作者に伝えておくことはかなり重要。

    ロゴを使用したツール・ロゴブランディング

    意外に伝えていないのが、作成したロゴマークやロゴタイプをどのようなツールや媒体に使用するかということです。

    基本的には名刺や封筒、パンフレット、ホームページ、看板、その他メディアに使用するだろうということはロゴをデザインしているデザイナーならある程度はわかります。多くのロゴ作成サイトでもあまり具体的にはロゴをどのようなツールに使用するかを聞いていないことが多いようです。 しかし、ロゴをどんなツールに使用するかというのは実はとても重要なポイントです。 私が運営しているロゴ制作サイトのロゴジャパンやロゴマークガーデンではロゴを何に使用するかということをお聞きしています。

    それでは何故ロゴを使用するツールをロゴ制作者(ロゴデザイナー)に伝えなくてはいけないのかということですが、使用するツールによってはロゴの耐久性が問題となってくるからです。

    ロゴの耐久性とは何? と思う方のためにより詳しく説明させていただきますと、ロゴを使用する媒体は業種によって大きく異なってきます。WEBや名刺にしかロゴデザインは使用しないという会社もあるでしょうが、ロゴをもっと小さな媒体に使用するというケースも有ります。その時のロゴマーク、ロゴタイプの使用サイズが問題なのです。

    食品メーカーなどシールにもロゴを入れたいということは多々あるでしょう。大きいシールなら問題ありませんが、商品体が小さい場合、必然的にシール自体も小さく作成しなければなりません。そしてそのシールにはロゴを入れたいと考えた場合、あまり複雑なロゴのデザインでは認識できません。縮小サイズでもしっかりとロゴを認識できるようにするには、縮小サイズにあったシンプルなロゴのデザインが必要です。そうするとロゴのデザインを考える段階でロゴ作成者(ロゴデザイナー)はあまり複雑なデザインは提案しないようにと考えるのです。
    ロゴのデザインの中に細かいデザインや線などが入っていた場合は、あまりに小さなサイズに縮小したロゴには、小さい部分や線の部分がかすれてしまったりするということもあります。またロゴでスタンプを作ろうなどとお考えの場合も全く同じことが言えるのです。

    というわけでロゴ制作をする場合に使用するロゴのツールを明確にすることで失敗を防ぐことができます。何も伝えずロゴの作成を依頼した場合このような失敗が起きる可能性もあります。出来上がったロゴで「さぁ、シールをつくろうか」と業者に発注したら、このロゴは複雑すぎてシールにできません・・などと言われることがないようにロゴ発注時には必ず作成するツールや縮小のサイズを伝えてください。ロゴ制作サイトでは、ツールのサイズなどを聞かないところもありますのでそんな場合はしっかりと発注者側が伝える必要があります。

    4.ロゴの納期を伝えておかなければ、ロゴに付随するツールの発注が遅れてしまうことに。

    ロゴ制作スケジュール:ロゴ作成ガイド

    ロゴマーク、ロゴタイプを依頼する経営者の方たちの中には、ロゴデザインの制作時間をあまり気にしていらっしゃらない方もいるのが事実です。1周間もあればできるだろうと考えている経営者の方たちも少なくないのではと思います。

    納期までの期間が1周間足らずしかないのならば迷わず販売ロゴマークからロゴをお探しになることをオススメいたします。日数が少ないということは、ロゴのデザインを考える時間や、制作する時間、提案されたロゴのデザインを検討する期間などが殆ど無いということになります。

    1回きりの使い切りのデザインならばある意味仕方ないという場合もあるでしょうが、永く使用するロゴのデザ
    インを適当に作成するわけにも行きません。納期までの期間がなく、クオリティも落としたくないというなら高品質な販売ロゴマークをお探しください。ロゴマークをはじめから作成する、いわゆるオーダーメイドの制作の場合は、発注から納品まで少なくとも2週間以上はみておきたいものです。この日数もスムーズに事が運んだ場合で、ロゴデザインをしっかり詰めて作成するなら1ヶ月位の余裕は欲しいものです。

    このロゴを作って、記事を書いている人
    myphoto250

    ロゴデザイナー|タケハラ
    ロゴデザイナー歴20年以上(2003年より)、数千点以上のロゴを制作。
    <ロゴ制作実績>映画翻訳家アンゼたかし氏、東京都子育て応援東京会議、留学生進路支援センター、マイナビ就活チャンネル、全国競馬労働組合、九州工業大学理数教育センター、京丹波町国際交流協会 他多数。その他のロゴ作品の一部を公開