ロゴマークって? ロゴタイプって?
ロゴマークとロゴタイプの違いについて分かりやすく説明します。
ロゴマークとは「図案」のマークです。
ロゴマークとは簡単に言ってしまうと、会社のイメージを具現化した会社のシンボルデザイン(図案のデザイン)です。ロゴマークには企業理念やコンセプトなどをデザイン的に落とし込んで表現していきます。何年、何十年と永く使用する事を前提に考えて作成するロゴマークは、印象に残り枯渇しないデザイン性が求められます。流行を追求してしまうと数年後には逆に古くさく感じてしまうようなデザインではロゴマークとしては通用しません。その為にロゴマークデザインの作成には度重なるデザインの調整等が行われる事も少なくありません。例えばフルオーダーで依頼したロゴマークのデザインを決定した後にも、細かい調整などが必要になってきます。何年も永く使用できるロゴマークとはしっかりとデザインを詰めて納得のいくデザインのロゴマークを完成させるという事が重要になります。
ロゴタイプとは「文字のデザイン」です。
一言で言ってしまえば、社名や店名、商品名などの文字のデザインです。会社名や店舗名、商品名などのネーミングを読めるという事を前提にデザイン化したものがロゴタイプになります。ロゴタイプはロゴマークと組合わせて使用する場合も多く、一目で識別できるような役割が求められる事から読めることを前提にロゴタイプをデザインしていきます。その為、単にビジュアライズされただけのデザインではなく使われ方等様々なシチュエーションを想定して作成していきます。既製書体をロゴタイプとして使用する企業も少なくはありません。パナソニック、マイクロソフトなども規制のフォントを使用しているようです。規制フォントをロゴタイプとして使用する際には著作権に注意する必要があります。商標登録をしなければロゴタイプとして使用しても問題ないが、商標登録をする事ができないフォントなどもあります。
既成文字とは「パソコンの中に入っている既成品の書体」です。
既成という文字が示すようにすでに製品化されている書体が既成文字(既成書体)になります。既成書体には無料の書体から有料の書体まであります。既成書体は基本的にロゴタイプとしても使用することができます。Google の文字は既成書体です。既成書体は一般的にはパソコンの中に幾つかはすでにインストールされています。
ロゴジャパンやロゴマークガーデンの「社名組み合わせオプション」は、この既成書体の中からロゴマークのデザインに適した書体を選んで組み合わせご提案をしています。
ロゴジャパン・ロゴマークガーデンのロゴタイプ制作
ロゴジャパン・ロゴマークガーデンのロゴタイプ制作は、既成書体をベースにしてアレンジしたロゴタイプのデザインをご提案いたします。例えば、既成書体をアレンジしている有名ロゴというとTwitterのロゴでしょうか。Twitterのロゴは「Pico – Alphabet」という既成書体をアレンジして制作されたロゴタイプのデザインです。
既成書体だけで使用した場合、ロゴマークと組み合わせるならそれでもいいのですが、社名部分だけを使用する場合は既存書体なのでオリジナリティはなくインパクトを与えることはできません。知名度があまりに高い企業が既成書体をロゴタイプとして使用する場合は、その広告料の多さなどから消費者が幾度となく目にするのでそれでも成り立つのですが、一般的には厳しいと思います。既成書体を使用するならロゴマークとセットで使用することをお勧めします。
しかし、時には社名だけを使いたいなどという状況も出てきます。
そのような場合に既成文字では他と変わらなくなります。特に和文書体の場合は欧文書体に比べるとその量もかなり少ないため他と被るとということが起こり得ます。しかしオリジナルのロゴタイプならそういうことは起こりません。他とは違うため社名だけ・文字だけを使用しても差別化を図ることが可能です。例えば、文字だけの看板も作りたいなどという場合は、オリジナルのロゴタイプ制作も検討材料に入れたほうがいいでしょう。